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[書籍] リモートアクセスによるモニタリング実装 <タイプ別導入/運用事例・データの真正性確保>






リモートアクセスによるモニタリング実装 <タイプ別導入/運用事例・データの真正性確保>


臨床試験
リモートモニタリング
データインテグリティ

リモートアクセスによるモニタリング実装
<タイプ別導入/運用事例・データの真正性確保>

医療機関での導入事例:専用システム・地域連携システム・クラウド活用等
臨床業務オンライン化:PMDAリモート調査、リモート監査モデル等

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本書の概要

ますます需要が拡大するモニタリングを中心とした臨床試験関連業務のリモート化ですが、導入が望まれる一方、費用・リソースの懸念や情報漏洩のリスクの観点等、導入・運用において様々な課題があります。

本書は、リモートアクセスによるモニタリングの基本的事項からタイプ別の導入事例に加え、閲覧資料・原資料の真正性や個人情報保護の観点、PMDAによるリモート調査の実際、最新のリモート監査等、臨床試験における書類やデータへのリモートアクセスに関する最新技術と課題について、各領域の最前線で活躍する著者陣が様々な角度から言及しています。

主な内容

  • ◎ どのようにして持続可能なリモートアクセスモニタリングを導入すればいいのか?
  • ◎ 閲覧データの真正性確保においては、どのような対応や準備が必要とされ、どのような電磁的記録・文書を整備する必要があるのか?
  • ◎ 実施にむけた医療機関・治験依頼者双方での連携や導入・運用上の検討課題

発売日: 2021年8月25日

体裁: B5判 並製本 293頁(製本版)
B5 PDF 293頁(ebook版)

【製本版】55,000円(税込)

【製本版+ebook版のセット】66,000円(税込)

ISBN: 978-4-86428-267-3(製本版+ebook版)

※ebook版は最大10アカウント/10端末まで閲覧可能

送料無料

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※ご請求書は、弊社よりご購入時にご入力いただいたメールアドレスにPDFで送付いたします。

本書のポイント

リモートアクセスモニタリングの考え方と導入時の検討事項

コロナ禍での緊急時対応下で増加するリモート対応に伴い、日本CRO協会で行った用語の定義や、モニタリング手法から見た考え方、製薬協で定義されているリモートアクセスのタイプ等を分かりやすく解説。訪問制限下においても品質担保するために対応可能な事項についても紹介しています。

タイプ別の導入/運用事例

専用システム、地域連携システム、クラウドシステムや、昨今のコロナ禍で需要が広がるWeb会議システムを用いたリモートアクセス等、実際の取組み事例を紹介。大阪大学医学部附属病院、名古屋医療センター、徳洲会グループ、北九州市立医療センターなど、具体的な医療機関での導入例を解説しています。

データの真正性確保と情報セキュリティ

リモートSDVを実施するにあたり適切なシステムを構築する際、データの真正性を確保するための対応や準備、必要な電磁的記録・文書についての解説。臨床現場でのセキュリティと現実的なアプローチ、EUのGDPRや米国のHIPAA法に基づく個人情報保護についても詳説しています。

臨床業務オンライン化の最前線

PMDAが実施するリモート調査の経緯と実際、戦略的なリモート監査モデルに関する研究、企業における電子承認システムの導入とその効果など、治験・臨床試験業務のオンライン化に関する最新動向を紹介しています。

本書の構成

  • 第1章 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が実施するリモート調査

    信頼性基準適合性調査において、従来の調査に代わるリモート調査を導入した経緯及びその運用の実際を紹介。

  • 第2章 リモートアクセスによるモニタリングの考え方

    リモートアクセスモニタリングの基本的考え方、用語の整理、メリット・デメリット、タイプ別の特徴等を解説。

第3章 医療機関におけるリモートモニタリング導入/運用事例と懸念事項及び対応

  • 第1節 大阪大学医学部附属病院におけるリモートSDVシステム構築事例と見解
  • 第2節 地域医療連携システムを利用したリモートSDV
  • 第3節 徳洲会グループにおけるリモートSDVの実施
  • 第4節 Web会議システムを活用したリモートSDVへの懸念事項と課題
  • 第5節 地域医療連携ネットワークシステムを活用したリモートアクセスモニタリング
  • 第6節 クラウドシステムを活用したリモートモニタリングの現状

データの真正性と情報セキュリティ

  • 第4章 リモートSDVにおける閲覧データの真正性の確保 ~システムバリデーション及び必要書類の判断~
  • 第5章 臨床現場でのセキュリティと現実的なアプローチ
  • 第6章 GDPR(EU一般データ保護規則)順守の観点からみたリスク管理
  • 第7章 米国のHIPAA法における個人情報の保護及び要求事項
  • 第8章 治験業務におけるサイバーセキュリティ保全と方策
  • 第9章 GCP領域におけるデータインテグリティ~データの整合性から見た品質管理~

オンライン化の最前線

  • 第10章 戦略的なリモート監査モデルに関する研究
  • 第11章 電子承認システムの導入とその効果

著者紹介

大澤智子

(独)医薬品医療機器総合機構

山口光峰

(独)医薬品医療機器総合機構

井上和紀

エイツーヘルスケア(株)

真鍋史朗

大阪大学

一條佐希子

大阪大学医学部附属病院

奥村明子

大阪大学医学部附属病院

黒田知宏

京都大学医学部附属病院

筒泉直樹

東京大学

田村祐子

(株)ビーグル

森本陽子

メディデータ・ソリューションズ(株)

宮竹容司

大塚製薬(株)

他多数

各領域のエキスパート

お問い合わせ

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株式会社イーコンプレス   丁田 由美

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