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[書籍] 特許情報分析(パテントマップ)から見た ウイルス検査 技術開発実態分析調査報告書
書籍情報
タイトル | 特許情報分析(パテントマップ)から見たウイルス検査技術開発実態分析調査報告書 |
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カテゴリ | 特許情報, パテントマップ, 技術動向, 医療技術, ウイルス検査 |
発刊日 | 2021年6月7日 |
体裁 | A4判、252頁、簡易製本 |
価格(税込)
- 【書籍版】 49,100円(本体44,637円+税4,463円)
- 【CD-ROM版】 49,100円(本体44,637円+税4,463円)
- 【書籍版とCD-ROM版】 79,100円(本体71,190円+税7,910円)
ISBN: 978-4-86685-575-2(CD-ROM版)
本書の特徴
1. 調査目的
「ウイルス検査」に関する出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、以下の点を明確にしています:
- どのウイルス検査関連企業にどのような技術の公開があるか
- 各企業の技術開発はどのように推移しているか
- 国内出願日基準「2009年1月~2020年12月」における関連技術の消長
- 各企業間の連携状況
- 2017年1月以降の出願における企業及び技術の注目すべき動向
- この分野に強い弁理士(特許事務所)と企業の利用状況
これらの分析により、今後の開発の指針決定に役立てることを目的としています。
2. 特許情報の収集方法
本調査報告書は、「ウイルス検査」の国内出願日:2009年1月~2020年12月に出願された公開特許について検索、収集しました。報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用しています。
特許情報公報の総数は17,208件に及び、網羅的な分析を行っています。
3. 報告書の構成
本報告書は、以下の二つの部分から構成されています:
I. パテントマップ編
- A. 2017年1月~2020年12月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
- B. 全般分析 – 技術開発ライフサイクル、件数推移、出願人数推移など
- C. 上位20出願人比較分析 – 出願件数、共同出願人数、技術分類との相関など
- D. 上位5出願人個別分析 – ロシュG、ザリージェンツオブザユニバーシティオブカリフォルニアなど
- E. 特定4出願人比較分析 – ロシュG、東京大学、京都大学、産業技術総合研究所
- F. 上位20特許分類分析
- G. 特定特許分類分析 – FIサブグループ分類、Fターム分類など
- H. キーワード分析 – 抗体、抗原、PCRなど
- I. 弁理士(特許事務所)の動向分析
II. パテントチャート編
特定の出願人を指定し、公報図等を含む時系列チャート、Fタームと発明者のマトリクスチャート分析などを掲載しています。
4. 本報告書の特徴
- 「ウイルス検査」に関する国内出願日:2009年1月~2020年12月の出願、さらには2017年1月以降の出願の技術動向が分かりやすく把握できます。
- 本技術分野に関連する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れます。
- パテントマップ、パテントチャートで視覚的に理解しやすい構成になっています。
分析対象企業
本報告書では、以下の主要企業に焦点を当てた詳細な分析を行っています:
- ロシュグループ – ウイルス検査分野のトップ企業
- ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・カリフォルニア – 米国有力研究機関
- 東京大学 – 日本国内の研究をリード
- プレジデント・アンド・フェロウズ・オヴ・ハーヴァード・カレッジ – 世界的研究機関
- 京都大学 – 先端的ウイルス研究拠点
- 産業技術総合研究所 – 産学連携の中核機関
これらの機関・企業の研究開発動向を把握することで、ウイルス検査技術の未来展望が見えてきます。
ウイルス検査技術の重要性
2020年の新型コロナウイルス感染症の世界的流行以降、ウイルス検査技術の重要性は飛躍的に高まりました。本報告書では、PCR検査、抗原検査、抗体検査などの各種検査技術に関する特許動向を分析し、今後の技術開発の方向性を示しています。
本報告書で分かること
- ウイルス検査技術のグローバルな研究開発の最前線
- 国内外の主要研究機関・企業の技術開発戦略
- 新型コロナウイルス流行前後での技術開発トレンドの変化
- 注目すべき新興技術と今後の発展可能性
- 特許から見る産学連携の状況と今後の展望
医療機器メーカー、製薬企業、研究機関、医療機関の研究開発担当者、知財部門担当者にとって必須の一冊です。