特許情報分析(パテントマップ)から見た
ヘリウム活用技術技術開発実態分析調査報告書

調査目的

「ヘリウム活用技術」に関する出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、以下を明確にして今後の開発の指針決定に役立てます。

  • (1)「ヘリウム活用技術」についてどのような技術があるか
  • (2)各企業の技術開発はどのように推移しているか
  • (3)国内出願日基準「2009年1月~2021年4月」における関連技術の出現・消失状況
  • (4)各企業間の連携状況
  • (5)2017年1月~2021年4月における企業および技術の注目すべき動向
  • (6)この分野に強い弁理士(特許事務所)と企業の利用状況

特許情報の収集方法

本調査報告書は、「ヘリウム活用技術」の国内出願日:2009年1月~2021年4月に出願された公開特許について、検索、収集しました。また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用しています。特許情報公報の総数は2,590件です。

報告書の構成

本報告書は、I.~II.の二つの部分から構成されています。

I.パテントマップ編

  • A.2017年1月~2021年4月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
    • 出願人別出願件数ランキング(上位50)
    • 技術分類(上位50FIサブグループ、上位50Fターム)別出願件数ランキング
    • 出願人別出願件数伸長率マップ(出願件数上位50)
    • 【資料1、2】2017年1月~2021年4月の出願における新規出現したFIサブグループとFタームの分類リスト(上位100)
  • B.全般分析
    • 全体の技術開発ライフサイクル、ファミリー(優先国)マップ
    • 件数推移、出願人数推移、新規発明者数推移、新規技術分類数推移のマップ
    • 出願人、発明者、技術分類ごとの出願件数ランキングマップ
    • 期間、出願人を着眼点とした技術分類別出願件数マップ
    • 出願人、技術分類の出現・消失状況マップ
    • 出願人、発明者、技術分類の伸長率マップ
    • などの24マップを掲載
  • C.上位20出願人比較分析
    • 期間着目の出願件数比較マップ
    • 出願件数、共同出願人数、新規発明者数推移を比較するマップ
    • 上位20出願人別出願件数最大伸び率・平均伸び率の比較
    • 上位20出願人と技術分類上位20との相関マップ
    • 審査権利状況
    • 出願件数の伸びと技術分類の構成率の比較
    • 技術分類数と発明者数による出願人分布
    • など11マップを掲載
  • D.上位5出願人個別分析
    • 各出願人の技術分類上位20による出願件数推移マップ
    • 各出願人の技術分類上位40とキーワード上位80による出現・消失状況マップ
    • 各出願人の技術分類上位20による最大伸び率・平均伸び率エクステンドマップ
    • 各出願人の独自技術分類、独自キーワードを分析するマップ
    • 各出願人の共同出願人
    • など47マップを掲載
  • E. 特定3出願人比較分析(1位東京エレクトロン、2位半導体エネルギー研究所、3位アプライドマテリアルズ)
    • 各出願人と全出願人の出願件数推移の比較マップ
    • 各出願人の技術分類の出願件数、出願件数推移の比較マップ
    • 各出願人の出願件数の出現・消失状況、伸び変遷マップ
    • 各出願人と技術分類との相関マップ、出願人の技術分類別ランキングマップ
    • など12マップを掲載
  • F. 上位20特許分類分析
    • 前期間と後期間による技術分類の出願件数比較マップ
    • 技術分類別の出願人数、発明者数比較マップ
    • 出願件数、出願人数、発明者数の各推移マップ
    • など10マップを掲載
  • G.特定特許分類分析
    • G-1.特定特許分類分析(1)
      • FIサブグループ分類(深さ13)
      • Fターム分類(深さ10)
      • 出願人別出願件数推移、新規出願人数推移、新規発明者数推移を分析するマップ
      • 分類の出願件数伸長率変遷マップ、出願人別出願件数ランキングマップ
      • など12マップを掲載
    • G-2.特定特許分類分析(2)
      • Fターム分類(深さ8)
      • 出願人別、分類別出願件数の各ランキングマップ及び出願件数推移マップ
      • 分類間、分類と出願人の各出願件数相関マップ
      • など13マップを掲載
  • H. キーワード分析
    • キーワードの出現・消失状況を分析するマップ
    • キーワードの伸長率を分析するマップ
    • ※キーワードは発明の名称、要約、請求の範囲、産業上の利用分野、従来の技術から抽出
  • I. 弁理士(特許事務所)の動向分析
    • 弁理士別の出願件数ランキングマップ、出願件数推移マップ
    • 上位40弁理士と上位20FIメイングループの相関マップ
    • の3マップを掲載

II.パテントチャート編

  • 特定の出願人を指定し
    • 公報図等を含む時系列チャート、Fターム分類と発明者のマトリクスチャート分析
    • 特定Fターム分類の技術分類マトリクスチャート
    • 注目特許のサイテーションマップ
    • など6マップを掲載

III. 総括コメント

参考資料

  • 【資料3】上位5出願人の発明者リスト
  • 【資料4】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方

本報告書の特徴

  • 「ヘリウム活用技術」に関する国内出願日:2009年1月~2021年4月の出願、さらには2017年1月~2021年4月の技術動向が分かりやすく把握できます。
  • 本技術分野に関連する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れます。
  • パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすくなっています。

収録内容例

本報告書では以下のような分析を掲載しています:

I.パテントマップ編

A.2017年1月~2021年4月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析

2017年1月~2021年4月の出願における

  • 出願人別出願件数ランキング(上位50)
  • 技術分類(上位50FIサブグループ、上位50Fターム)別出願件数ランキング
  • 出願人別出願件数伸長率マップ(出願件数上位50)

の4マップを掲載。

【資料1、2】2017年1月~2021年4月の出願における新規出現したFIサブグループとFタームの分類リスト(上位100)

B.全般分析

「テーマ」の全体動向について

  • 全体の技術開発ライフサイクル、ファミリー(優先国)マップ
  • 件数推移、出願人数推移、新規発明者数推移、新規技術分類数推移のマップ
  • 出願人、発明者、技術分類ごとの出願件数ランキングマップ
  • 期間、出願人を着眼点とした技術分類別出願件数マップ
  • 出願人、技術分類の出現・消失状況マップ
  • 出願人、発明者、技術分類の伸長率マップ

などの24マップを掲載。

C.上位20出願人比較分析

上位20出願人を比較分析するための

  • 期間着目の出願件数比較マップ
  • 出願件数、共同出願人数、新規発明者数推移を比較するマップ
  • 上位20出願人別出願件数最大伸び率・平均伸び率の比較
  • 上位20出願人と技術分類上位20との相関マップ
  • 審査権利状況
  • 出願件数の伸びと技術分類の構成率の比較
  • 技術分類数と発明者数による出願人分布

など11マップを掲載。

D.上位5出願人個別分析

上位5出願人をそれぞれ個別に分析を行うための

  • 各出願人の技術分類上位20による出願件数推移マップ
  • 各出願人の技術分類上位40とキーワード上位80による出現・消失状況マップ
  • 各出願人の技術分類上位20による最大伸び率・平均伸び率エクステンドマップ
  • 各出願人の独自技術分類、独自キーワードを分析するマップ
  • 各出願人の共同出願人

など47マップを掲載。

E.特定3出願人比較分析(1位東京エレクトロン、2位半導体エネルギー研究所、3位アプライドマテリアルズ)

特定3出願人を比較分析するための

  • 各出願人と全出願人の出願件数推移の比較マップ
  • 各出願人の技術分類の出願件数、出願件数推移の比較マップ
  • 各出願人の出願件数の出現・消失状況、伸び変遷マップ
  • 各出願人と技術分類との相関マップ、出願人の技術分類別ランキングマップ

など12マップを掲載。

F.上位20特許分類分析

上位20FIサブグループ、上位20Fタームを分析するための

  • 前期間と後期間による技術分類の出願件数比較マップ
  • 技術分類別の出願人数、発明者数比較マップ
  • 出願件数、出願人数、発明者数の各推移マップ

など10マップを掲載。

G.特定特許分類分析

G-1では、FI分類、Fターム分類を各一つ指定し、その技術分類における

  • 出願人別出願件数推移、新規出願人数推移、新規発明者数推移を分析するマップ
  • 分類の出願件数伸長率変遷マップ、出願人別出願件数ランキングマップ

など12マップを掲載。

G-2では、さらにFターム分類を複数指定し、それらの技術分類における

  • 出願人別、分類別出願件数の各ランキングマップ及び出願件数推移マップ
  • 分類間、分類と出願人の各出願件数相関マップ

など13マップを掲載。

H.キーワード分析

  • キーワードの出現・消失状況を分析するマップ
  • キーワードの伸長率を分析するマップ

の2マップを掲載。

I.弁理士(特許事務所)の動向分析

  • 弁理士別の出願件数ランキングマップ、出願件数推移マップ
  • 上位40弁理士と上位20FIメイングループの相関マップ

の3マップを掲載。

II.パテントチャート編

パテントチャートでは、特定の出願人を指定し

  • 公報図等を含む時系列チャート、Fターム分類と発明者のマトリクスチャート分析
  • 特定Fターム分類の技術分類マトリクスチャート
  • 注目特許のサイテーションマップ

など6マップを掲載。

III. 総括コメント

参考資料

  • 【資料3】上位5出願人の発明者リスト
  • 【資料4】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方

書籍情報

発刊日 2021年9月27日
体裁 A4判、233頁、簡易製本
価格 (税込) 【書籍版】 47,600円 (定価:本体43,273円+税4,327円)
【CD-ROM版】 47,600円 (定価:本体43,273円+税4,327円)
【書籍版とCD-ROM版】 77,600円 (定価:本体70,546円+税7,054円)
ISBN 【CD-ROM版】 978-4-86685-655-1