書籍概要

本調査報告書では、「がん発見検査技術」に関する出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどを様々な観点から分析し、がん発見検査技術の開発動向を明らかにしています。

商品情報

発刊日: 2021年10月11日

体裁: A4判、255頁、簡易製本

価格(税込):

  • 【書籍版】 49,300円(本体44,819円+税4,481円)
  • 【CD-ROM版】 49,300円(本体44,819円+税4,481円)
  • 【書籍版とCD-ROM版】 79,300円(本体72,091円+税7,209円)

ISBN: 978-4-86685-681-0(CD-ROM版)

本書の特徴

1. 調査目的

「がん発見検査技術」に関する出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、以下の点を明確にしています:

  • 「がん発見検査技術」についてどのような技術があるか
  • 各企業の技術開発はどのように推移しているか
  • 国内出願日基準「2009年1月~2021年5月」における関連技術の出現・消失状況
  • 各企業間の連携状況
  • 2017年1月~2021年5月における企業および技術の注目すべき動向
  • この分野に強い弁理士(特許事務所)と企業の利用状況

これらの分析により、今後の開発の指針決定に役立てることを目的としています。

2. 特許情報の収集方法

本調査報告書は、「がん発見検査技術」の国内出願日:2009年1月~2021年5月に出願された公開特許について、検索、収集しました。報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用しています。特許情報公報の総数は12,192件にも及びます。

3. 本報告書の特徴

  • 「がん発見検査技術」に関する国内出願日:2009年1月~2021年5月の出願、さらには2017年1月~2021年5月の技術動向が分かりやすく把握できます
  • 本技術分野に関連する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れます
  • パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい構成になっています

報告書の構成

本報告書は、以下の二つの部分から構成されています。

  • I.パテントマップ編
    • A.2017年1月~2021年5月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
    • B.全般分析
    • C.上位20出願人比較分析
    • D.上位5出願人個別分析
    • E. 上位3出願人比較分析(1位キヤノンG、2位コーニンクレッカフィリップス、3位日立製作所)
    • F. 上位20特許分類分析
    • G.特定特許分類分析
      • G-1.特定特許分類分析(1)
        • FIサブグループ分類(深さ13)
        • Fターム分類(深さ10)
      • G-2.特定特許分類分析(2)
        • FIサブグループ分類(深さ13)
        • Fターム分類(深さ8)
    • H. キーワード分析 ※キーワード(発明の名称、要約、請求の範囲、産業上の利用分野、発明の効果、従来の技術から抽出)おいては、下記1グループの観点から分析を行った。
      • (1)検査方法系(CT、CTC、MRI、PET、SPECT、腫瘍マーカー、内視鏡検査、病理診断)
    • I. 弁理士(特許事務所)の動向分析
  • II.パテントチャート編
  • III. 総括コメント
  • 参考資料
    • 【資料3】出願人統合リスト
    • 【資料4】上位5出願人の発明者リスト
    • 【資料5】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方

パテントマップ編の内容

A.2017年1月~2021年5月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析

以下の4マップを掲載しています:

  • 出願人別出願件数ランキング(上位50)
  • 技術分類(上位50FIサブグループ、上位50Fターム)別出願件数ランキング
  • 出願人別出願件数伸長率マップ(出願件数上位50)

さらに、【資料1、2】2017年1月~2021年5月の出願における新規出現したFIサブグループとFタームの分類リスト(上位100)も掲載しています。

B.全般分析

「がん発見検査技術」の全体動向について、以下のような24のマップを掲載しています:

  • 全体の技術開発ライフサイクル、ファミリー(優先国)マップ
  • 件数推移、出願人数推移、新規発明者数推移、新規技術分類数推移のマップ
  • 出願人、発明者、技術分類ごとの出願件数ランキングマップ
  • 期間、出願人を着眼点とした技術分類別出願件数マップ
  • 出願人、技術分類の出現・消失状況マップ
  • 出願人、発明者、技術分類の伸長率マップ

C.上位20出願人比較分析

上位20出願人を比較分析するための以下の12マップを掲載しています:

  • 期間着目の出願件数比較マップ
  • 出願件数、共同出願人数、新規発明者数推移を比較するマップ
  • 上位20出願人別出願件数最大伸び率・平均伸び率の比較
  • 上位20出願人と技術分類上位20、1カテゴリのキーワードの相関マップ
  • 審査権利状況
  • 出願件数の伸びと技術分類の構成率の比較
  • 技術分類数と発明者数による出願人分布

D.上位5出願人個別分析

上位5出願人をそれぞれ個別に分析を行うための以下の47マップを掲載しています:

  • 各出願人の技術分類上位20による出願件数推移マップ
  • 各出願人の技術分類上位40とキーワード上位80による出現・消失状況マップ
  • 各出願人の技術分類上位20による最大伸び率・平均伸び率エクステンドマップ
  • 各出願人の独自技術分類、独自キーワードを分析するマップ
  • 各出願人の共同出願人

E.上位3出願人比較分析(1位キヤノンG、2位コーニンクレッカフィリップス、3位日立製作所)

上位3出願人を比較分析するための以下の12マップを掲載しています:

  • 各出願人と全出願人の出願件数推移の比較マップ
  • 各出願人の技術分類の出願件数、出願件数推移の比較マップ
  • 各出願人の出願件数の出現・消失状況、伸び変遷マップ
  • 各出願人と技術分類との相関マップ、出願人の技術分類別ランキングマップ

F.上位20特許分類分析

上位20FIサブグループ、上位20Fタームを分析するための以下の10マップを掲載しています:

  • 前期間と後期間による技術分類の出願件数比較マップ
  • 技術分類別の出願人数、発明者数比較マップ
  • 出願件数、出願人数、発明者数の各推移マップ

G.特定特許分類分析

G-1.特定特許分類分析(1)

FIサブグループ分類を一つ、Fターム分類を一つ指定し、その技術分類における以下の12マップを掲載しています:

  • 出願人別出願件数推移、新規出願人数推移、新規発明者数推移を分析するマップ
  • 分類の出願件数伸長率変遷マップ、出願人別出願件数ランキングマップ

G-2.特定特許分類分析(2)

さらにFIサブグループ分類を一つ、Fターム分類を複数指定し、それらの技術分類における以下の27マップを掲載しています:

  • 出願人別、分類別出願件数の各ランキングマップ及び出願件数推移マップ
  • FIサブグループ分類とFターム分類、Fターム分類とFターム分類、FIサブグループ分類と出願人、Fターム分類と出願人の各出願件数相関マップ

H.キーワード分析

以下の6マップを掲載しています:

  • キーワードの出現・消失状況を分析するマップ
  • キーワードの伸長率を分析するマップ
  • 1カテゴリのキーワードの出願人数、新規発明者数推移を分析するマップ
  • 1カテゴリのキーワードの出願件数の伸びと構成率比較マップ

I.弁理士(特許事務所)の動向分析

以下の3マップを掲載しています:

  • 弁理士別の出願件数、出願件数推移マップ
  • 上位40弁理士と上位20FIメイングループの相関マップ

II.パテントチャート編

パテントチャートでは、特定の出願人を指定し、以下の6マップを掲載しています:

  • 公報図等を含む時系列チャート
  • Fターム分類と発明者のマトリクスチャート分析
  • 特定Fターム分類の技術分類マトリクスチャート
  • 注目特許のサイテーションマップ

III.総括コメント

全体の調査結果に基づく総括と今後の展望について解説しています。

今すぐ申し込む