1. HOME
  2. 書籍
  3. [書籍] <パーフェクトガイド> 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く 洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ 【製造現場・QA担当者の質問・課題(Q&A付)】

書籍

専門書籍一覧

[書籍] <パーフェクトガイド> 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く 洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ 【製造現場・QA担当者の質問・課題(Q&A付)】

<パーフェクトガイド>
経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く
洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ

製造現場・QA担当者の質問・課題(Q&A付)

発売日:2021年3月30日

体裁:B5判 並製本 466頁

価格:33,000円(税込)

著者:宮嶋 勝春 氏(ナノキャリア株式会社 研究部 部長)

今すぐ申し込む

著者紹介

宮嶋 勝春 氏(ナノキャリア株式会社 研究部 部長)

専門/主な業務:製剤開発(内服固形製剤、DDS製剤など)、製剤の技術移管、医薬品製造工場におけるGMP及び査察対応

学協会の活動:

  • 1999年〜2000年 日本薬学会 評議員
  • 2002年〜2004年 ISPE日本支部 理事
  • 2011年〜2016年 製剤機械技術学会 理事
  • 2016年〜 日本薬剤学会 評議員

略歴:

  • 1979.4‐2000.2 ゼリア新薬工業㈱ 製剤研究所/中央研究所(医療用医薬品、OTC製品の製剤開発)
  • 1983.2‐1985.10 米国Utah大学薬学部留学(経皮吸収製剤の研究)
  • 2000.3‐2006.3 テルモ㈱研究開発センター(リポソーム製剤の開発と技術移管)
  • 2006.4‐2008.7 奥羽大学薬学部(製剤学、物理薬剤学担当)
  • 2008.8‐2016.5 武州製薬㈱製造技術部(技術移管、ProcessValidation、査察対応)
  • 2016.6‐2017.5 製剤機械技術学会 事務局長
  • 2017.6‐ ナノキャリア㈱ 研究部 部長

共同執筆者:石井 健太 氏(ナノキャリア株式会社)、樫村 清志 氏(藤永製薬株式会社)

こんな悩みを持つ方におすすめ


  • 毒性学的評価をメインに設定すべきか、従来の評価項目(10ppm、0.1%)に追加すべきか正解が分からない

  • リンス法における添加回収実験におけるワーストケースをどのように考えたらよいか

  • 洗浄後ただちに洗浄する場合はDHTは設定しなくてよいか?

  • ルーチン製造後の目視確認について,作業者の目視確認適格性を評価することは必須か?

  • もしCHTを逸脱してしまった場合、どのような対応が必要になるか

  • 手洗浄はどのようにして標準化することが可能であるか?

  • リンス法での洗浄時、液中の残留物を測定しそれが規定値になるまで行っている。実際、これは受け入れられる考え方であるか?

本書の特長

理論と実践の両面からアプローチ

なぜそのように対応すべきなのか、その根拠まで提示し解説!実務、(国内外)査察経験、根拠となる文献(規制)から導く自社での判断時に活用できるよう、本書では根拠元も細部まで掲載。

現場からの116を超える質問に回答

単なるQ&Aではなく、実現場からの直接的な疑問に言及。業務の根本にも繋がるため必要箇所は本書全体を通し疑問に回答しています。

最新の規制動向に対応

各国当局の要望を前提とし、著者の経験と工夫、関連文献、さらに一般に企業ではどこまで対応しているのか、参考となるアンケート調査の結果や業界での様々な論点への言及!

ホールドタイム設定の考え方

各製造環境で異なるホールドタイムの設定について、自社での検討時に参考となる多くの情報及び議論に言及。数カ月に渡るような長いCHTを設定したらダメなのか?などの疑問点も解消。

残留限度値設定とその計算方法

従来からのFourmanらの基準、近年推奨されるようになった毒性に基づく限度値設定の考え方等に根本から言及。毒性に基づく限度値と10ppm基準、0.1%基準を比較したシミュレーション結果も提示。

残留物の評価方法とサンプリング

残留物の評価にはどの分析方法を採用すべきか?TOC採用可否の議論や、LC-MS-MS、IMSによる分析等、消費者リスクと分析感度を考慮した上での分析方法採用に向けた参考情報を提示。

本書の内容

各章のポイント

  • 第1章 適切な洗浄・洗浄バリデーション実施への基礎 -GMP及びValidationを徹底解説-
  • 第2章 リスクマネジメントに基づく洗浄・洗浄バリデーション -リスクスコア化具体例、PDE/ADEからのリスク評価事例、ワーストケースアプローチ等-
  • 第3章 各国規制文書の「洗浄・洗浄バリデーション」比較
  • 第4章 洗浄バリデーションマスタープランと関連文書作成のポイント -マスタープラン・実施計画書/報告書・指図記録書・Logbook及びデータインテグリティ-
  • 第5章 洗浄・洗浄バリデーション実践における13の検討課題
  • 第6章 5つの製造現場における洗浄バリデーションの実際 -原薬・無菌製剤・半固形製剤・高活性物質・CMO-
  • 第7章 指摘事例と経験から導くFDA査察「洗浄・洗浄バリデーション」の実態 -PMDAとFDA当局における相違-
  • 第8章 【実現場からの質問】洗浄バリデーション関連の116のQ&A

第5章の検討課題

  • 【検討事項1】洗浄バリデーションの準備はいつスタートするのか
  • 【検討事項2】専用設備と共用設備の洗浄バリデーション
  • 【検討事項3】残留性評価対象とは何か
  • 【検討事項4】どの洗浄方法を採用するか
  • 【検討事項5】洗浄剤利用における課題
  • 【検討事項6】4つのホールドタイム(Hold Time)とその設定方法
  • 【検討事項7】残留限度値設定とその計算方法
  • 【検討事項8】残留物のサンプリング -サンプリングが洗浄バリデーションのKey-
  • 【検討事項9】残留物の評価方法(リスクと機器分析)
  • 【検討事項10】残留性評価方法としての目視基準と利用に向けた課題
  • 【検討事項11】キャンペーン生産への対応
  • 【検討事項12】連続生産における洗浄・洗浄バリデーション
  • 【検討事項13】再バリデーションとContinued Process Verification

第8章のQ&A(一例)

  • 【残留限度値】
  • 毒性学的評価をメインに設定するべきか、従来の評価項目(10ppm、0.1%など)に追加すべきか?
  • 4つの基準の中の最も厳しい値を採用した場合、当局からその根拠を求められたことはあるか?
  • 毒性情報がLD50のみの場合、どのように許容値を算出すればよいか?
  • 【ホールドタイム(CHT/DHT)】
  • CHT,DHTを確実に設定すべき設備とそうでない設備の基準とは。
  • CHT,DHTはValidationとして実施する必要があるか?明記されたGLはあるのか?
  • もし、CHTを逸脱(オーバー)してしまった場合、どのような対応が必要になるか。
  • 【目視確認】
  • 「目視で清浄」について、どのように確認すべきか?その判定基準を洗浄作業員へどのように理解させればよいか?
  • 洗浄記録として、洗浄した記録は残しているが、洗浄後に目視確認をした記録まで残していない。本来、洗浄行為としては洗浄後の目視確認までを一連の作業とすべきであるか?

実現場からの質問例と回答

毒性学的評価をメインに設定すべきか、従来の評価項目(10ppm、0.1%)に追加すべきか正解が分からない。

第8章では、116のQ&Aを通じて実務担当者から寄せられた具体的な疑問に回答しています。毒性学的評価の位置づけ、従来の基準との併用方法など、実践的な観点から解説しています。

リンス法における添加回収実験におけるワーストケースをどのように考えたらよいか?

リンス法におけるワーストケースの考え方、サンプリングポイントの選定方法、回収率の算出方法などについて詳細に解説しています。また、ワーストケースの選定基準や科学的妥当性を持たせるための考え方も提示しています。

洗浄後ただちに洗浄する場合はDHTは設定しなくてよいか?

洗浄後のタイミングとDHT設定の関係性について、規制要件や実際の製造現場での取り組み事例をもとに解説しています。どのような場合にDHT設定が必要か、またその際の考慮点についても言及しています。

ルーチン製造後の目視確認について,作業者の目視確認適格性を評価することは必須か?

目視確認の位置づけ、作業者の適格性評価の必要性、評価方法、頻度などについて詳細に解説しています。また、目視確認のみによる評価の限界や補完的手法についても言及しています。

もしCHTを逸脱してしまった場合、どのような対応が必要になるか。

CHTの逸脱時の対応フロー、影響評価の方法、是正処置の考え方などについて、実務的な観点から解説しています。逸脱時の再評価方法や報告体制についても言及しています。

書籍詳細

書籍タイトル <パーフェクトガイド>経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く 洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ【製造現場・QA担当者の質問・課題(Q&A付)】
発売日 2021年3月30日
体裁 B5判 並製本 466頁
価格 33,000円(税込)
2023年10月5日より販売価格を半額に改定
著者 宮嶋 勝春 氏(ナノキャリア株式会社 研究部 部長)
共同執筆者 石井 健太 氏(ナノキャリア株式会社)
樫村 清志 氏(藤永製薬株式会社)
出版社 サイエンス&テクノロジー株式会社
ISBN 978-4-86428-249-9
購入特典 ★【製本版】購入者に限り、書籍内容について質問等ある場合、著者から可能な範囲内で回答させていただきます。

洗浄バリデーションの課題を解決する決定版

規制上の要求はあるが具体的にどのようにすべきかは各社判断に一任されている洗浄バリデーション。
本書は、査察対応で説明に困らない、著者の経験則・国内外査察対応(事例)・根拠となる規制/文献提示で納得いただける内容となっています。

今すぐ申し込む

お問い合わせ

株式会社イーコンプレス

担当者:丁田 由美

〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102

TEL:050-3733-8134 FAX:03-6745-8626

購入方法

本書籍は、サイエンス&テクノロジー株式会社より発刊しております。

当社ホームページからお申込みいただきますと、サイエンス&テクノロジー株式会社から ご郵送にて書籍等をお送りします。

ご請求書(PDF)は、弊社よりご購入時にご入力いただきましたメールアドレスに添付しお送りいたします。

(※書籍・セミナー・イーラーニングBOOKのご注文に関しましては株式会社イーコンプレスが担当いたします。)

個人情報等に関しましては、書籍発送目的に限り、当社からサイエンス&テクノロジー株式会社へ転送します。

銀行振り込みを選択された場合は、貴社お支払い規定(例:翌月末までにお振込み)に従い、お振込みをお願いいたします。

恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担くださいますようお願いいたします。

また、ご購入の際は、事前に会員登録をしていただきますとポイントが付与され、ポイントはセミナーや書籍等のご購入時にご利用いただけます。

会員登録はこちらから行ってください。

お見積書や領収書が必要な場合もお申し付けください。