書籍
専門書籍一覧
[書籍] <ebook版><テクニカルトレンドレポート> シリーズ6 マイクロLED市場・技術トレンド
<ebook版><テクニカルトレンドレポート>シリーズ6
マイクロLED市場・技術トレンド
~企業・技術動向、市場・応用展望まで、最新情報・トレンドを解説~
次世代ディスプレイ技術「マイクロLED」の最前線
液晶・OLEDに続く次世代ディスプレイ技術として注目されるマイクロLED。世界中の多くの企業・機関が開発に乗り出し、本格的な製品化に向けて着実に歩を進めています。
■ 開発が激化するマイクロLED 中心地はコスト競争力のある中国へ
~関連企業の動向、アライアンス・サプライチェーンの現状をウォッチ~
■ 深まる技術開発と近づく実用化
~課題はマストランスファからLEDチップ,マスリペア―,検査、装置開発へ~
〇各種のマストランスファ,ピック&プレース技術の概要
〇色変換技術,マスリペア方法の概念,装置の進展,マイクロLEDコストに占めるLEDチップの割合
■ TVだけじゃない有望アプリケーション
~5G,AUTO,AR/VRなどマイクロLEDの特性を生かした応用分野~
〇5GサービスのインターフェースとしてマイクロLEDディスプレイにかかる期待
〇車載用ディスプレイ,自動車ランプへの応用検討例
〇AR/VR,民生TVとタイリングディスプレイ・サイネージ
軍事用途,可視光通信等のニッチな用途にも拡がる応用可能性
■ 中国イベントレビュー
~「The 3rd China International Micro-LED Display Summit」~
〇Mikro Mes,PlayNitride,PANDA,eLux,AUO,Refondなどの発表一部紹介
各社のマイクロLEDの技術、コスト、応用開発の見解が垣間見えるプレゼンテーション
〇CES2020での各社の展示情報も
微細なLEDチップの精密な実装/マストランスファー技術には大きな進展がみられており、今後はLEDチップのコスト低減、RGB各色チップの発光波長・効率のばらつき制御、リペア、検査などの技術課題に対する議論が深まっていきます。
アプリケーションの面では、高速・大容量データを扱う5G応用サービスとのコンビネーション、AR/VR、車載パネル・照明、デジタルサイネージ等々、マイクロLEDディスプレイの特色を生かした用途、ビジネスモデルの構築が期待されます。
液晶をはじめとする莫大な投資で、ディスプレイ産業の覇権を握る中国がマイクロLEDにおいても中心地となりつつあり、開発・製品化で先を行く展開も予想されます。
本書はマイクロLEDを取り巻く市場、企業動向、技術の進展とその用途展望、中国イベントでの企業発表レビュー等の情報をまとめ、本業界のトレンドを掴んでいただくために企画されました。ぜひご活用ください。
最新の技術トレンドを把握し、ビジネスチャンスをつかむ
マイクロLED市場は急速に発展しています。業界の最前線に立ち、次世代ディスプレイ技術の可能性を最大限に活用するためには、最新の情報と深い洞察が不可欠です。
書籍情報
配信開始日 | 2020年7月30日 |
---|---|
フォーマット | PDF(コンテンツ保護のためアプリケーション「bookend」より閲覧) ※このebookは印刷不可・コピー不可です。 |
体裁 | B5 157頁 |
価格(税込) | 44,000円 定価:本体44,000円+税4,000円 |
閲覧期間 | 無期限 |
オフライン閲覧 | 可能 |
対応OS・デバイス | Win・Macの両OS、スマートフォン・読書端末(iPhone,iPadなど) |
著者紹介
目次
<ebook版><テクニカルトレンドレポート>シリーズ6
マイクロLED市場・技術トレンド
- はじめに
- Chapter 1 マイクロLED市場トレンド(アプリケーション・市場規模)
- 1. マイクロLEDトレンド概観
- 1.1 韓国ディスプレイメーカの動向
- 1.2 中国・台湾企業の動向
- 1.3 5GとマイクロLED
- 1.4 マイクロLEDを取り巻く企業間パートナーシップ提携の動向
- 1.5 マイクロLEDとスタートアップ企業
- 2. マイクロLEDの定義と市場規模・アプリケーション
- 2.1 マイクロLEDとAugment Reality(拡張現実)
- 2.2 AR以外のマイクロディスプレイ
- 2.3 マイクロLEDとVirtual Reality(仮想現実)
- 2.4 マイクロLEDとTV
- 2.5 マイクロLEDと光通信
- 3. ミニLEDの動向
- Chapter 2 マイクロLED技術概要および動向
- 1.マストランスファー方式の概要
- 1.1 ピックアンドプレース方式
- 1.2 ウエハー貼り合わせ方式
- 1.3 マストランスファー方式の比較
- 1.4 その他の方式
- 1.4.1 レーザートランスファー方式
- 1.4.2 流体整列技術
- 1.4.3 ロールを用いた手法
- 2. マスボンダー設備
- 3. ピックアンドプレースの前工程
- 3.1 発光波長のばらつき対策技術
- 3.2 色変換技術(QD)
- 3.3 色変換技術(量子井戸、Quantum Photonic Imager)
- 4. マイクロLEDのコストに関する考察
- 5. ヘッドもしくはスタンプにおける課題
- 6. 不良品検知とマスリペアー技術
- 7. 検査技術
- 8. 駆動方法
- Chapter3 プレーヤー、サプライチェーン動向
- 1. マイクロLEDのサプライチェーン概要
- 2. ミニLEDのサプライチェーン概要
- 3. 2020年展示会サマリー
- 3.1 CES2020
- 3.1.1 CES2020での各社の展示
- 3.2 新型コロナウイルスとIntegrated Systems Europe (ISE) 2020で展示されたマイクロLED/ミニLED
- Chapter 4 The 3rd China International Micro-LED Display Summit報告
- 1. Mikro Mesa社の発表
- 2. 恐るべきスタートアップ、PlayNitride社
- 3. TFT技術を深めるPANDA社
- 4. eLux社
- 5. AUO社
- 6. Chipone Technology社
- 7. Innoscience社
- 8. TrendForce社(調査会社)
- 9. Refond社
- Chapter 5 今後の展望
- 1. 5Gで攻勢を強める中国
- 2. マイクロLEDと自動運転
- 3. 5Gにおけるディスプレイの重要性
- 4. 中国とマイクロLED
- 5. AR・VRグラスの使用感の課題とマイクロLED
- 6. マイクロ LED量産タイミングの予想
- 7. エマージングテクノロジーの向こう側へ
- あとがき
関連商品
お問い合わせ