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[書籍] 欧州体外診断用医療機器規則(IVDR)性能評価編






欧州体外診断用医療機器規則(IVDR)性能評価編 | 株式会社イーコンプライアンス

欧州体外診断用医療機器規則(IVDR)
性能評価編

2022年5月完全施行のIVDRの複雑な要求事項を体系的に解説

44,000円(税込)



書籍情報

発刊日 2025年5月15日
体裁 B5版 110頁
価格(税込) 44,000円
本体40,000円+税4,000円
送料無料
ISBNコード 978-4-905321-48-4
Cコード C3055

本書の概要

本書「欧州体外診断用医療機器規則(IVDR)性能評価編」は、2022年5月に完全施行されたIVDRの複雑な要求事項を体系的に解説する専門書です。

特に「性能評価」に焦点を当て、科学的妥当性・分析性能・臨床性能の三位一体評価、State of the Artの評価方法、リスク・ベネフィット分析、市販後性能フォローアップなど、理論から実践までを網羅しています。

実務者向けの具体的なノウハウを提供し、IVD産業の発展に貢献することを目指しています。

著者紹介

村山浩一

株式会社イーコンプライアンス 代表取締役
村山 浩一

主な略歴

1999年2月 日本アイ・ビー・エム株式会社 コンサルティング事業部 入社
NYのTWG(The Wilkerson Group)で製薬業界に特化したコンサルタントとして研修
製薬企業におけるプロセス リエンジニアリング担当
Computerized System Validation(CSV)、21 CFR Part11 コンサルティング

2001年7月 IBM認定主幹コンサルタント
アイビーエム・ビジネスコンサルティングサービス株式会社へ出向
マネージング・コンサルタント

2004年7月 日本アイ・ビー・エム株式会社 退社し、現在に至る。

関連の活動など

  • 日本PDA 第9回年会併催シンポジウム 21 CFR Part 11その現状と展望
  • 日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 基礎研究部会主催(東京)
  • 東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座などにて多数講演

本書の3つの特徴

📊

性能評価の体系的解説

科学的妥当性・分析性能・臨床性能の三要素を包括的にカバー。実践的なアプローチで理解を深められます。

🔍

State of the Art評価

最新の技術動向を踏まえた評価方法を詳細に解説。競合分析や文献検索の具体的手法も網羅。

📈

市販後フォローアップ

PMPF(市販後性能フォローアップ)の実施方法から報告書作成まで、実務に即した内容を提供。

目次

第1章 性能評価とは

  • 1. 性能評価と設計開発プロセスの関係
  • 2. IVDR 第2条の定義
  • 3. なぜ性能評価が重要か
  • 4. 性能評価の実施時期
  • 5. なぜ継続的な性能評価が必要か
  • 6. IVDR の構成と性能評価関連条文
  • 7. IVDR 第56条の要求事項
  • 8. 性能評価の三要素
  • 9. 分析性能と臨床性能の違い
  • 10. IVDR 性能評価と市販後性能追跡(PMPF)

第2章 臨床性能の重要性と要件

  • 1. 臨床性能データの新たな重要性
  • 2. 臨床性能試験の実施
  • 3. 臨床データの種類と目的
  • 4. 臨床データの識別、重み付け、評価の方法論
  • 5. 臨床性能評価の実務上の課題と対応

第3章 IVDR 第56条の要求事項

  • 1. 第56条:性能評価と臨床エビデンス
  • 2. クラス別の性能評価要件
  • 3. State of the Art の評価
  • 4. 文献検索の厳密性
  • 5. 市販後データの活用
  • 6. 第三者認証機関の関与

第4章 IVDR Annex XIIIの要求事項

  • 1. IVDR Annex XIII 性能評価、性能試験、市販後性能フォローアップ
  • 2. IVDR Annex XIII Part A: 性能評価と性能試験
  • 3. IVDR Annex XIII Part B: 市販後性能フォローアップ(PMPF)
  • 4. 性能評価関連規制の階層構造
  • 5. 重要文書の更新周期と期限管理
  • 6. 最新規制動向(2025年4月時点)
  • 7. 実務上の重要なポイント

第5章 MDCG 2022-2の要求事項

  • 1. MDCG 2022-2:IVD医療機器の臨床エビデンスに関する一般原則
  • 2. 原則
  • 3. ガイダンスの目的と対象者
  • 4. 臨床エビデンスの収集と生成
  • 5. 性能評価プロセス
  • 6. リスク管理との統合
  • 7. ポストマーケットサーベイランスと性能評価の継続
  • 8. 科学的妥当性の評価
  • 9. 分析性能の評価
  • 10. 臨床性能と臨床性能試験
  • 11. エクイバレントデバイスの活用
  • 12. ユーザビリティの評価
  • 13. 製品クラス別の考慮事項

第6章 性能評価計画書・報告書

  • 1. IVDRにおける性能評価
  • 2. IVDRの性能評価に必要なデータおよび情報
  • 3. IVDRにおける性能評価計画(PEP)の主な内容
  • 4. IVDRにおける性能評価報告書(PER)の主な内容
  • 5. 各リスククラスにおける実績に基づくベンチマーク
  • 6. 性能評価報告書(PER)の定義と目的
  • 7. 臨床的エビデンスとの関係
  • 8. PER作成前の重要な決定事項
  • 9. 使用目的の定義
  • 10. 実務効率化のための提案

第7章 State of the Artの評価

  • 1. 最先端技術(SOA)の重要性
  • 2. 最先端技術の確立方法
  • 3. SOAセクションにおける共通のギャップと対策
  • 4. データソースの戦略的活用
  • 5. SOA文書の構造例
  • 6. SOAとリスク管理の連動
  • 7. 競合環境分析ツール
  • 8. 学術データの厳密性
  • 9. 結論

第8章 リスク・ベネフィット分析と技術文書

  • 1. リスク・ベネフィット分析の重要性
  • 2. リスク・ベネフィット分析の方法論
  • 3. IVDRにおける臨床的利益の定義
  • 4. 臨床的利益と下流の利益・リスクについて
  • 5. 具体例:血糖値測定器の場合
  • 6. リスク・ベネフィット分析の定量的アプローチ
  • 7. リスク・ベネフィット分析における共通のギャップと改善方法
  • 8. 技術文書要件の強化
  • 9. リスク・ベネフィット分析と技術文書の実践的取り組み

第9章 文献検索と安全性・性能の評価

  • 1. 適切な文献検索の実施
  • 2. 効果的な検索戦略の開発
  • 3. 必要な文献検索の種類
  • 4. 安全性と性能の目標の確立
  • 5. 目標の正当化
  • 6. 受け入れ基準の定義と設定
  • 7. 受け入れ基準の情報源
  • 8. 文献検索と安全性・性能評価のまとめ

第10章 実践的アプローチと課題

  • 1. CERギャップ分析の重要性
  • 2. 認証機関からのフィードバックから学ぶ教訓
  • 3. 臨床的安全性および性能目標の設定
  • 4. 複雑性の増加への対応
  • 5. 時間的制約と移行計画の策定
  • 6. 解釈の相違への対処
  • 7. State of the Artの評価
  • 8. リスク・ベネフィット分析と技術文書
  • 9. 市販後性能フォローアップ

第11章 臨床データの収集と分析

  • 1. 臨床データの基本概念と用語
  • 2. 臨床データの源泉
  • 3. 新製品の臨床データ収集戦略
  • 4. 臨床データの評価と評価ツール
  • 5. 競合機器に関するデータの収集と提示
  • 6. 市販後性能フォローアップ
  • 7. MDCG 2024-4

第12章 市販後フォローアップ

  • 1. 市販後性能フォローアップ(PMPF)の詳細

第13章 MDCG 2024-4の要求事項

  • 1. MDCG 2024-4の概要
  • 2. 安全性報告の重要性
  • 3. まとめ

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