体表面から得られる生体情報の基礎と計測技術 および解析精度向上・低消費電力化への取組
2025年8月29日(金)開催
体表面から得られる生体情報の基礎と計測技術
および解析精度向上・低消費電力化への取組
神戸大学准教授による最新の生体計測技術を学ぶ実践セミナー
セミナー概要
日常的な生体信号計測の最新技術
日常的な生体信号の計測には幅広いニーズがあります。しかし、計測対象者への負担を低減するためには体表面から有用な情報を得る必要があり、体動や環境雑音への対策が課題となります。
本講演では体表面から計測可能な生体信号とその手法を概説し、心拍計測を中心に接触・非接触での計測事例を詳しく紹介します。
受講形式:Live配信(アーカイブ配信付)
キーワード:生体計測、生体信号処理
このセミナーで得られる知識
- 生体信号の計測手法と信号処理アルゴリズム
- 体表面電位・体表面振動の基礎理論
- ノイズ対策と解析精度向上手法
- 低消費電力化技術の実践的応用
- 医療・ヘルスケア分野への具体的応用
- 機械学習を活用した信号解析
講師紹介
和
和泉 慎太郎 氏
神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科 准教授
専門分野:生体医工学
生体計測技術と信号処理分野の第一線で活躍する研究者。特に体表面から得られる生体情報の解析と低消費電力化技術の研究において豊富な実績を持つ。
講演内容
1. 日常生活下における生体信号計測
- 社会的背景
- 生体計測技術の意義
- 生体計測技術へのニーズ
- 生体計測における課題
2. 体表面における生体信号と計測技術
- 生体信号と計測技術の概説
- 体表面における生体信号
- 体表面電位
- 体表面振動
- その他、皮膚表面で計測できる情報
- 非接触計測技術
3. 低消費電力化とノイズ対策
- 小型軽量化とバッテリー
- 人体を用いたエナジーハーベスティング
- 生体計測デバイスの消費電力
- 低消費電力化技術
- 生体信号計測におけるノイズと対策
- 信号処理
- 機械学習
4. 医療ヘルスケア応用
- 呼吸器関連の応用研究
- 多チャンネル計測デバイス
- 産科における分娩時モニタリング
- 心房細動患者モニタリング
- ドップラーセンサによる非接触計測の実例
5. まとめと将来展望
- 技術の総括
- 今後の発展方向
- 質疑応答
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