【次世代光機能デバイスのためのナノフォトニクス入門】 ナノフォトニック構造の原理と応用
次世代光機能デバイスのためのナノフォトニクス入門
~フォトニック結晶・プラズモニクス・メタサーフェスの基礎とデバイス応用~
~物性物理の正しい理解と、最新のアイデア~
講師紹介
森竹 勇斗 氏
東京科学大学 理学院物理学系 助教
理化学研究所 光量子工学研究センター メタフォトニクス研究チーム 客員研究員
【専門】
人工構造を用いた光物理
ナノフォトニクス、プラズモニクス、メタマテリアル、光学測定、微細加工技術、微小機械(MEMS)、
フォトニック結晶、トポロジカルフォトニクス、非エルミートフォトニクス
セミナー概要
近年の微細加工技術の進展にともない発展してきたナノフォトニクス分野では、ナノ構造を用いて光を操ることで、新たな光機能の創出を目指している。本講演では、ナノフォトニクスにおいて中心的な研究対象となってきた、フォトニック結晶・プラズモニクス・メタマテリアル・メタサーフェスについてその基礎と応用について概説する。
フォトニック結晶は、屈折率が周期的に変調された構造上に格子欠陥を実現することで、新しいレーザや光回路を実現してきた。プラズモニクスでは、回折限界を超えたイメージングや、局在する光による極限的な光電子相互作用を実現する。メタマテリアル・メタサーフェスは、これまでのレンズやミラーといった従来素子の極限的な高機能化と多機能化を実現する。これらの技術は、光の世紀とも呼ばれる21世紀の社会でさらに活躍すると期待されている。
ナノフォトニクス分野では物性物理学や量子物理で築かれた理論的な体系の援用が重要なカギをにぎる。そのため、ナノフォトニクスはなかなかむずかしい物理のアイデアに触れるよい教材でもある。本講演では、結晶の物理学から最新のトポロジカル絶縁体のアイデアまで幅広くカバーし、様々な科学分野の基礎となっている物理の理解を深める機会としても有用である。
セミナー詳細
得られる知識
・ナノフォトニック構造の原理や設計・作製、評価手法について
・ナノフォトニクス分野の研究開発動向、期待される応用分野について
・物性物理の正しい理解と、最新のアイデア
受講対象者
・光技術関係の研究者
・物性物理の復習をしたい方
・トポロジカル絶縁体などの最新の物理のアイデアに触れてみたい方
配布資料
・PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可能
・講師ウェブサイト内の各種公開資料もご活用いただけます
受講形式
・ZoomによるLive配信
・アーカイブ配信:8月25日(月)PM~8月29日(金)
・マイページから視聴・資料ダウンロード可能
受講料
E-Mail案内登録価格:46,970円(税込)
通常価格
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格
本体42,700円+税4,270円
2名同時申込み特典
2名で49,500円(1名あたり24,750円)
※2名ともE-Mail案内登録必須
1名オンライン受講
39,600円(E-Mail案内登録価格:37,840円)
お問い合わせ
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