セミナー概要

このセミナーで学べること

  • 摩擦の構成要素(掘り起こし項・ヒステリシス項・凝着項)とそれぞれの支配因子
  • 材料内部のひずみや接触挙動の可視化技術の原理と活用方法
  • 水分布が摩擦挙動に与える影響の理解と制御指針
  • 医療・スポーツ・衣服などでの摩擦設計・評価手法
  • ソフトマテリアルの摩擦研究におけるトライボロジー的アプローチの実践例と研究戦略

開催情報

開催日時 2025年9月26日(金) 13:00~16:30
受講料
49,500円(税込)
E-Mail案内登録価格:46,970円(税込)
2名同時申込みで1名分無料!
2名で49,500円(2名ともE-Mail案内登録必須)

配布資料 PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、マイページよりダウンロード可能
受講形式 ZoomによるLive配信
アーカイブ配信:終了翌営業日から7日間視聴可能

講師紹介

東北大学大学院工学研究科ファインメカニクス専攻 准教授
【専門】トライボロジー

経歴:

  • 1986年5月 山口県山口市出身
  • 2005年4月-2009年3月 京都大学理学部化学教室
  • 2009年4月-2011年3月 京都大学大学院理学研究科化学専攻
  • 2011年4月-2023年1月 株式会社アシックススポーツ工学研究所
    主にシューズの材料に関する研究開発に従事。特にアウターソール(靴底)の耐滑性および耐摩耗性の制御を目的としたゴムのトライボロジーに関する研究開発を実施。
  • 2023年2月-2024年12月 東北大学大学院工学研究科ファインメカニクス専攻助教
  • 2025年1月-現在 東北大学大学院工学研究科ファインメカニクス専攻准教授

ゴムを含むソフトマテリアルのトライボロジーに関する研究開発を実施中。

プログラム

1.はじめに

  • 1.1 自己紹介・研究室紹介
  • 1.2 ソフトマテリアルとは何か
  • 1.3 なぜ摩擦制御が重要か
  • 1.4 トライボロジーの社会的ニーズと波及効果

2.基礎編

  • 2.1 摩擦の構成要素(掘り起こし項・ヒステリシス項・凝着項)
  • 2.2 ヒステリシス項と材料内部ひずみ
  • 2.3 凝着項における真実接触部形成の基礎
  • 2.4 荷重と摩擦係数の非線形関係

3.可視化技術の進展

  • 3.1 面内ひずみの可視化:DIC法の基礎と応用
  • 3.2 放射光X線による内部ひずみ可視化
  • 3.3 ゴムやテキスタイルにおける摩擦中での水分布の可視化

4.応用事例と設計戦略

  • 4.1 シューズ意匠設計と摩擦特性の最適化
  • 4.2 ゴム/フォーム積層構造の材料設計
  • 4.3 濡れた環境下でのソフトマテリアルの摩擦挙動と設計指針
  • 4.4 ウェアと肌間のタック性の評価と制御指針

5.展望と討論

  • 5.1 実際の使用環境における摩擦センサシステム
  • 5.2 医療・スポーツ分野への展開

□ 質疑応答 □

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