トライボロジーの基礎とプラスチック材料の摩擦摩耗特性向上
専門セミナー
トライボロジーの基礎とプラスチック材料の摩擦摩耗特性向上
「トライボロジーとはこんなものか!」と初心者が納得できる基礎講座
開催情報
開催日時
2025年11月21日(金)
10:00~16:30
2025年11月21日(金)
10:00~16:30
受講料
55,000円(税込)
E-Mail案内登録価格:52,250円
55,000円(税込)
E-Mail案内登録価格:52,250円
カテゴリ
材料,高分子
材料,高分子
セミナー趣旨
初心者の方にも手っ取り早く、「トライボロジーとはこんなものか!」と理解していただけることを目標にしています。講座の前半ではトライボロジーの基礎や学術をひととおり学び、後半では高分子材料におけるトライボロジーに関する基礎的な問題、また、高分子材料の摩耗をどのように低減するのか、講師の研究事例も織り交ぜながら、様々な事例を整理して紹介します。
講師プロフィール
豊橋技術科学大学 講師
専門分野:トライボロジー・表面分析
表面分析に関わるテーマで博士号取得。修了後、豊橋技術科学大学に着任し、表面分析を積極的に応用した固体潤滑に関わる研究に取り組んでいる。第58-59期および68-69期日本トライボロジー学会理事・校閲委員会委員長を歴任。
習得できる知識
- トライボロジーの分野から見た高分子材料の基礎知識
- 高分子材料の摩耗を低減するための様々な手法と特徴
- (PTFEを事例にした)高分子材料の摩耗低減のための研究事例
受講対象
- トライボロジーの基本的な考え方を整理したい方
- プラスチックを摩擦や摩耗の観点で扱うことになった方
セミナー講演内容
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1.トライボロジーの基礎
- トライボロジーの色々
- 身の回りのトライボロジー問題
- トライボロジーの歴史
- トライボロジーにおける固体表面
- 化学的性質
- 表面粗さ
- 硬度
- 摩擦抵抗がなぜ生じるのか(凝着説)
- ヘルツの接触理論
- 真実接触面積
- 凝着説
- 摩耗について
- 摩耗の分類
- 摩耗理論
- 様々な潤滑状態
- 流体潤滑
- 境界潤滑
- ストライベック線図
- 摩擦・摩耗の評価と悩ましい問題
- 摩擦試験の形態
- 摩擦試験で留意すべき観点
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2.高分子材料のトライボロジー
- 様々な固体潤滑
- 高分子材料の基礎
- プラスチックの分類
- ガラス転移点・融点
- トライボマテリアルとしての高分子材料(代表的な樹脂材料と特徴)
- フィラーによる耐摩耗性向上
- フィラーの種類
- フィラーの役割
- 耐摩耗性向上に関する研究
- PTFEを事例とした様々な研究成果
- 熱硬化性樹脂の研究事例
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3.トライボロジーにおける各種分析観察手法(簡単な紹介)
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質疑応答
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