プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの 環境対策の現状と技術動向、今後の展望
プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの
環境対策の現状と技術動向、今後の展望
~世界の現状から、リサイクル・バイオプラの技術動向、バイオプラ製品適用開発例、プラ環境対策の今後~
📅 開催日時
2025年8月6日(水)
10:30~16:30
💻 受講形式
ZoomによるLive配信
アーカイブ配信付き
(8/7~8/13 視聴可能)
💰 受講料
55,000円(税込)
E-Mail案内登録価格:52,250円
🎯 特別価格
通常価格:55,000円
2名同時申込で1名分無料!
※2名様とも要E-Mail案内登録
🎯 こんな方におすすめ
対象者
プラスチックや添加剤の開発・製造、成形加工、最終製品へのプラスチック適用/製品企画担当の方に最適です
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マテリアル・ケミカルリサイクルやサーキュラーエコノミー対応の最新情報を知りたい方 - ✓
バイオプラスチックの基礎から製品利用までの知識を習得したい方 - ✓
環境調和型プラスチックの企画、開発、実用化、製品適用のポイントを学びたい方
👨🏫 講師紹介
位地 正年 氏
環境・バイオ・プラスチックリサーチ 代表 博士(工学)
(元 日本電気(株) 主席研究員、筑波大学 連携大学院教授)
主な経歴
- • 1981年~1990年:デンカ(株)中央研究所
- • 1990年~2017年:日本電気(株)中央研究所、主席研究員
- • 2014年~2017年:筑波大学 連携大学院教授(兼務)
- • 2018年~2020年:筑波大学 藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センター 主幹研究員
- • 2020年:環境・バイオ・プラスチックリサーチ設立、代表就任
研究実績
文部科学大臣賞研究功績者表彰、環境賞、日経BP技術賞など受賞10件
技術論文:110報、著書(共著):41冊、学会発表・招待講演:164回
📚 セミナー内容
1. プラスチックスの環境問題の現状
- 世界と日本のプラスチックの現状(生産量、廃棄物量、CO2排出量)
- 海洋汚染の現状と各国の対策・規制の動向(特に欧州での自動車用や包装用プラスチックの規制)
2. リサイクルの現状と対策の動向
- リサイクルの現状(世界と日本)
- サーキュラーエコノミーへの対応(意義、具体例)
- リサイクルの技術動向
- サーマルリサイクル:セメントキルン処理、シュレッダーダストなど
- マテリアルリサイクル:水平リサイクル、カスケードリサイクル
- ケミカルリサイクル:製鉄原料化、ガス化、油化、モノマー回収
3. バイオマス利用とバイオプラスチックの基礎から応用
- バイオプラスチックの分類(バイオマス系、生分解系)、特徴と課題
- バイオマス利用の動向(利用可能なバイオマスの現状)
- 生分解性(海洋分解性を含む)のメカニズムと分子構造の関係、評価方法
- 世界と日本の生産・利用状況と将来予想(中国、EU、日本など)
- 各国での認証や規制の動向(EU、日本など)
- 主要な種類の説明:バイオPE、バイオPET、PLA、PBS、PHA、バイオポリアミド、バイオPC、デンプン変性系、セルロース系、PBATなど
4. 開発実例
- 電子部材用プラスチックのリサイクル技術の開発
- 電子部品用エポキシ樹脂複合材のマテリアルリサイクル(粉砕・分離・再利用)
- ケミカルリサイクル(熱分解-有価物回収)
- 高機能バイオマスプラスチックの開発・製品適用の実例
- ポリ乳酸複合材:高耐熱性、難燃性、高伝熱性
- セルロース系バイオマスプラスチック:高装飾性と耐傷性
- 藻類利用バイオマスプラスチック:CO2排出量ゼロを目指した開発
5. まとめと今後の展望
- プラスチックの包括的環境対策を推進する上でのリサイクルやバイオマス利用の有り方と進め方
- 今後のビジネスチャンス
- 質疑応答