🎯 セミナー概要

HAZOP(Hazard and Operability Studies)は、実施する担当者の感性や経験の度合いにより、深掘りできるかできないのかに差が出る手法です。つまり、見落とすことなく隠れている危険源を洗い出し、現状の安全対策が十分か、不足している場合はどんな追加の安全対策が必要かを考える重要な手法です。

本セミナーでは、経験豊かな講師による概念の理解だけに留めず、実質的な評価の仕方を事例を挙げながら解説します。

🔥 実際に起こった事故を基に学ぶ

「見落としやすい管理面での教訓」を過去50年分約6000件の事故事例から厳選して解説

👥 こんな方におすすめ

  • 化学プラント・工場の安全管理担当者
  • プロセス設計・エンジニアリング担当者
  • リスクアセスメント業務に携わる方
  • 安全性評価手法を学びたい方
  • 事故防止・危険源特定の実務担当者

📚 プログラム詳細

コマ1:設計管理が原因の事故

  • 設計管理の大切さ
  • 基本設計における危険源
  • プロセス設計での見落とし
  • 詳細設計段階での対策

コマ2:安全性評価が原因の事故

  • 工場、研究所に存在する危険源
  • HAZOPによる安全性評価の実践
  • 物質危険性の評価手法
  • プロセス危険性の特定方法

コマ3:運転・作業管理が原因の事故事例

  • 運転マニュアルの重要性
  • スタートアップ時の危険源
  • 通常運転時の見落とし
  • トラブル時の対応策

コマ4:設備管理・工事管理が原因の事故事例

  • 設備の維持管理における危険源
  • 工事管理での安全対策
  • 保守作業中の事故防止
  • 設備改造時のリスク評価

コマ5:変更管理が原因の事故事例

  • 変更管理でだまされるキーワード
  • プロセス変更時の危険源
  • 設備変更における見落とし
  • 変更管理システムの構築

質疑応答

  • 講師への直接質問
  • 実務における課題解決
  • 事例に基づく議論

👨‍🏫 講師紹介

半田 安 氏
半田化学プラント安全研究所 代表
元 三井化学株式会社 技術研修センター長
1974年
三井石油化学工業株式会社(現:三井化学株式会社)入社
化学プラントの設計、保全、プラント建設、技術管理、安全管理に従事

2000年
三井化学株式会社 下関工場 エンジニアリング部長

2005年
三井化学エンジニアリング株式会社 本社 安全品証部長

2006年
初代技術研修センター長として人材育成に従事
運転員を対象とする人材育成組織「技術研修センター」を立ち上げ

2012年
生産技術本部 海外技術部
海外関係会社の運転員・エンジニアの人材育成業務

2013年
日本化学工業協会教材作成ワーキンググループ主査
最近の重大事故の教訓を取りまとめたビデオ教材などを開発

2015年
三井化学株式会社を退職
現在は国内外における化学プラント事故事例(過去50年分約6000件)や労働災害を題材に、安全講演、企業の安全活動に対するコンサルタントなどに注力

今すぐ申し込んで、プラント安全の専門知識を身につけませんか?


🎯 セミナーに申し込む

📞 お問い合わせ

株式会社イーコンプレス   丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102