Tダイ成形機の基本と実践、不具合対策
📝本講演の概要
樹脂押出のなかでもフィルム成形の割合は多くあり、特に金型のTダイは中身が見えない分、ブラックボックス化しており、現状を把握するのが難しい。セミナーにより、Tダイの種類や役目を細かく説明することで、今後Tダイを購入をするときの知識や、メンテナンスの知識が得られる。
✓こんな方におすすめ
- 主に 樹脂メーカーの設備ご担当者様 樹脂メーカーの開発者様
📋プログラム
【1】Tダイ設計のプロセスと構造
1Tダイの種類
1-1.Tダイの説明(樹脂用Tダイと塗工用Tダイの違い)
1-2.Tダイの種類とラインナップ
・フィルム用Tダイの特徴
・シート用Tダイの特徴
1-3.多層用Tダイ
・フィードブロック法
・マルチマニホールド法
1-4.ディッケルダイ
・アウターディッケルロッド
・インナーディッケル
・全幅ディッケル
1-5.ラミネート用Tダイ
・挟み込み式ラミネート用Tダイ
・ベルト用Tダイ
1-6.キャスティングダイ
1-7.フィッシュテールダイ
1-8.転写Tダイ
1-9.2枚シート金型
1-10.間欠シートダイ
2Tダイを設計するためのプロセス
2-1.Tダイのリップ調整ボルト
2-2.交換リップ可動式の調整ボルト
2-3.ベンディング式調整ボルト
3チョークバーの役目
4ロールエアギャップとネックインについて
4-1.エアナイフ
4-2.エアチャンバー、エアバキュームチャンバー
4-3.静電気装置
4-4.エアナイフ、エアチャンバー、エアバキュームチャンバー、タッチロールの比較
5ヒータの考え方
5-1.カートリッジヒータ
5-2.スペースヒータ
5-3.アルミ鋳込みヒータ
5-4.水冷管付きアルミ鋳込みヒータ
5-5.真鍮鋳込みヒータ
5-6.リップヒータの役目
5-7.ヒータ容量の理論式
6Tダイの精度
6-1.リップエッジ
6-2.リップの真直度とTダイ本体との平行度
6-3.面粗度
7Tダイ先端のリップの最小R加工方法
8真直度0.001mm以下の製作と測定方法
8-1.オートコリメータ
8-2.非接触のレーザー変位計
9Tダイ内部の滞留軽減のための流路形状
9-1.マニホールド形状
10Tダイのリップランドの長さ
11Tダイ内部の面粗度と表面処理
12Tダイの当たり面(シール面、取付面)
13樹脂焼けが起こった場合のトラブル対策
14ダイリップのシャープエッジによる目ヤニ対策
15ダイスエルの考え方
16ダイ内部の固形化防止のためのフィッシュテールダイ設計
17Tダイによるメルトフラクチャー対策
18樹脂漏れ対策とTダイの設計思想
18-1.ボルトトルクと推力計算
18-2.シール面の考え方と面圧計算
19Tダイの流れ不均一の場合のTダイ修正方法
20押出量とTダイの流入口径の関係
【2】ディッケルダイの構造
1アウターディッケルの構造
2インナーディッケルロッドの役目
3全幅ディッケルの構造
4クローレンのインナーディッケルTダイ
5ラミネート用インナーディッケルTダイ
6特殊成形:スタンピングモールド法
7特殊成形:スクリュダイの構造
【3】Tダイを製作する工程
1Tダイの加工材料
:S45C、SCM440、SU420J2、SACM645、NAK55、
プリハードン鋼、SUS630,SUS316L、SUS304、ハステロイC276
2Tダイ加工の各工程
33Dマニホールドの形状からCAM加工まで
4Tダイの研磨加工
5Tダイの手ミガキ工程
6Tダイのバフ磨き工程
7硬質クロムメッキと無電解ニッケルメッキ
8Tダイのメンテナンスについて
9現地でのリップエッジの補修方法
【4】多層シートフィルム成形
1共押出の問題点(合流部の渦、包み込み現象、境界面の乱れ)
2シートフィルム形状での金型構造
3フィードブロック付Tダイの特徴
4フィードブロックの利点
5フィードブロックの欠点
6フィードブロックの種類
6-1.ブロック積重式フィードブロック
6-2.可動ベイン式フィードブロック
6-3.チョークバー付フィードブロック
6-4.合流部交換式フィードブロック
6-5.スリット式フィードブロック
7カートリッジ(分流弁)の考え方
8カートリッジの勘合交差
9分流ブロックの考え方
10フローコントロールピンの構造
11流路合流部付近のベインの調整
12可動ベインの包み込み対策
13単管流路の90度流路の考え方
14フィードブロック内部の3層の主層の流路と外層の流路形状
15フィードブロックのチョークバー構造
16フィードブロックの可動式ベインの構造
17Tダイマニホールド流路と流入口形状の比較
18マルチマニホールドダイの利点
19マルチマニホールドダイの欠点
20マルチマニホールドダイの特徴
20-1.並列マルチマニホールドダイ
20-2.斜め配置マルチマニホールドダイ
215層マルチマニホールドダイ
225層金型(3層フィードブロック+3層マルチにマニホールドダイ)
23フィードブロックとマルチマルチマニホールドの比較表
24超多層成形
25金属3Dプリンタによる多層金型設計
26部分多層
27金型製作メーカーの選定
(Tダイやフィードブロックの実例をおみせします)
【5】Tダイの流動解析
1初期の流動解析
2ニュートン流体と非ニュートン流体の考え方
33次元解析
42.5次元解析
5口開きによる流動解析
6自動リップ式ダイ
6-1.ヒートボルト式自動ダイ
6-2.ヒートボルト式自動ダイの構造
6-3.ヒートボルト単体の伸び測定
6-4.各社のヒートボルト構造
6-5.全幅インナーディッケルダイのヒートボルト式
6-6.モータを使った完全自動ダイ
7ロボットによる自動調整
8VRを使った事例
9膜厚計による自動ダイ制御
【6】コニカル式小型2軸押出機と小型シート成形装置の紹介
1少量樹脂による押出成形
2マテリアル・インフォマティックスについて
3樹脂と無機材の分散傾向(PE、PEEKなど)
4噛み合いスクリュ 同方向と異方向
5小型Tダイとロール成形装置
6スクリュ作図プログラム
質疑応答
👤講師
【講師紹介】
🗓開催概要
| 開催日時 |
2026年9月29日 (火) 10:30~16:30
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|---|---|
| 受講形式 | ライブ配信(Zoom) |
| 受講料 | 55,000円(税込) 本体50,000円+税5,000円 |
| 配布資料 | 製本資料(会場にて配布) |
| 備考 | ※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 |
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3-4-10 アルティメイト名駅1st 2階