こんな悩みをお持ちの方へ

「色に関わる品質」を管理されている方、「色の見え方に悩んでいる」方に

  • ある光源下では同じに見える2色が、別の光源下ではまったく違う色に見える!
  • 目視では、色差値以上に色が違って見える!
  • 目視ではほとんど区別がつかないものの、色差値が大きいのはなぜ?
  • 部品単体では基準色見本をよく再現できている。でも、組み立ててみると色差が大きく感じる……

なぜ、目視と測定値の差が発生するのか?

どんな状況で発生しやすいのか?

どうしたら、測定値・感覚が乖離しない色彩管理ができるのか?

数値と人の感覚との乖離があり「なぜ?」と頭を抱えることもしばしば。そんな方のために、専門用語を極力使わず、色差の実際と活用方法をやさしく解説するセミナーです。

セミナー概要

対象者

  • 試作品の色再現範囲、目視評価の機器による推測方法を学びたい方
  • 色に関する管理業務に悩んでいて着目点を変えたい方
  • 専門用語を極力使わないように心がけます。色彩を学んでいない方も歓迎します。

セミナー趣旨

工業製品である塗装やカラー部品の色差に絞り込んで、極力噛み砕いた実践的な内容に徹したお話をさせていただきます。

分光反射率の数値を人間の色の感覚へと置き換えた値が、工業部品で一般的に使われる測色値のL*a*b*ですが、それを座標として立体距離を取ったΔEを、目視を排する色差の単位としてそのまま振りかざすことは危険です。

この講座では、測色値を活用する一助になるよう、目視を解析し、多角度測色で管理する手法を紹介します。