製造プロセスにおける 熱エネルギー利用最適化の理論体系【基礎編】
📝本講演の概要
ホルムズ海峡封鎖危機に伴う原油及びナフサ不足には、石油化学製品が日常生活のあらゆる用途に利用されていることが再認識させられました。これらの製品はプロセス工業において製造されますが、ナフサ不足に伴う値上げ及びカーボンニュートラル2050要請の中で、コストダウンが課題とされています。熱エネルギー利用最適化はこれら要請に応える最も着実な解決手法です。製造プロセスのエネルギー削減ポテンシャルの評価、その削減ポテンシャルを改善フローに具体化することが最適化の一歩となります。
本セミナーでは改善フローの構築手法を解説すべく、熱力学第2法則に基づくエネルギーの損失原理・効率評価、エネルギー利用構造・診断、既存設備の性能改善、有効エネルギー損失評価、そしてプロセス改善ガイドとして取り纏め、【基礎編】として網羅した構成としています。“熱エネルギー利用最適化技術”を修得することによって、プロセス工業の省エネルギー技術者として自信をもって多くの課題にチャレンジ可能です。
📋プログラム
第1章:エネルギー損失の定義と基本原理
・熱力学第1法則(エネルギー保存)の限界
・第1法則 量の管理による第2法則(質) の変化
・有効エネルギー(エクセルギー)の定義
・理想仕事と損失仕事
・省エネルギーへのアプローチ
・熱経済性(Thermoeconomics)
・まとめ:「量の削減」から「質の管理」へ
第2章:エネルギー利用構造の把握
・質の階層構造
・有効エネルギーの価値
・スチーム、燃焼、ユーティリティの評価
・エネルギー診断の目的、必要なデータ
・データ不足への対処
・オンサイト診断の実施例:芳香族分離ユニット
・まとめ:エネルギー利用構造の可視化から全体最適化
第3章:既存設備のエネルギー性能改善
・ムダの最少化
・燃焼効率の改善
・ドラフト制御
・スチームトラップ
・エネルギー管理システム
・技術的目標の設定、過剰品質の是正
第4章:熱力学的解析による評価方法
・熱力学的解析のステップ
(例)プロパン-プロピレン分離プロセス
(例)n-オクタンの1-ブテン及びn-ブタンへの分解反応
(例)スチーム電力システム
第5章:実務への活用ポイント
・化学反応
・分離
・伝熱
・プロセス機器
・系間の相互作用及び経済性
・主要な単位操作
・プラント全体
□ 質疑応答 □
👤講師
🗓開催概要
| 開催日時 |
【ライブ配信(見逃し配信付)】 2026年11月25日 (水) 10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2027年1月19日 (火) まで受付(視聴期間:1/19(火)~2/1(月))
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|---|---|
| 受講形式 | Zoomによるライブ配信 |
| 受講料 | 55,000円(税込) 本体50,000円+税5,000円 |
| 配布資料 | 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、 セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 |
| 備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 |
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3-4-10 アルティメイト名駅1st 2階