【オンデマンド配信】 ポリマー・高分子材料の重合、製造における スケールアップの考え方と実際
📝本講演の概要
産業経済環境の変化により、材料メーカーには新規機能・高性能材料の開発・工業化が求められている。高分子・ポリマーの分野でも環境配慮材料が求められており、開発が進められているが、開発材料・製品の工業化には、実験室で合成した高分子材料と同構造・同性能の製品を製造するための設備を設計し、操作するためのスケールアップ技術が必要である。日本国内で盛んに工業化設備の設計・建設が行われた1970年代~1980年代に活躍した技術者は、2020年代に入って大半が退職されており、スケールアップ検討の経験者が、社内に殆ど残っていない企業も少なくない。
本講では、材料開発研究とスケールアップ研究との違いに関する基礎的な考え方から、具体的な重合反応プロセスの設計のための実験計画の策定法、重点的に採取すべきエンジニアリング関係データの内容まで、実例を示しながら解説する。
✓こんな方におすすめ
- 主に樹脂
- ゴム材料開発技術者、樹脂
- ゴム材料製造技術者、プラント建設企画部の技術者
📋プログラム
はじめに:重合実験とプロセス開発
1重合反応の『相』について
1-1.重合反応の相による分類
1-2.溶液重合反応の特徴と生産ポリマー事例
1-3..バルク重合反応の特徴と生産ポリマー事例
1-4.乳化重合反応の特徴と生産ポリマー事例
1-5.懸濁重合・スラリー重合の特徴と生産ポリマー事例
1-6.気相重合の特徴と生産ポリマー事例
2重合反応プロセスの工学的性格
2-1.溶液重合反応の工学的性格
2-2.バルク重合反応の工学的性格
2-3.乳化重合反応の工学的性格
2-4.懸濁重合・スラリー重合反応の工学的性格
2-5.気相重合の工学的性格
3ポリマー製造プロセスの概要:
3-1.製造プロセスフロー
3-2.プロセス機器と単位操作
4重合反応槽の設計と操作
4-1.重合反応機構と反応速度
4-2.撹拌・混合
4-3.除熱・伝熱
4-4.操作の安定化と持続
5プロセス各部の設計と操作
5-1.溶媒の回収・精製
5-2.モノマーの精製
5-3.ポリマー回収
5-4.脱モノマーと脱触媒
5-5.ポリマー乾燥・造粒・分級
5-6.排水・廃ガス処理
6プロセスの安定・定常操作プロセス各部の状態把握
6-1.プロセス各部の状態把握
6-2.製品の分析・品質管理
7スケールアップの考え方
8プロセス流体の基礎物性
8-1.原料系の物性定数
分子量、密度、比熱、沸点・凝固点、蒸発潜熱、温度-蒸気圧曲線、
混合時の溶解性、共沸有無、モノマー重合反応熱、・・・・
8-2.重合体の物性定数
8-3.重合反応系の物性定数
密度(比重)、比熱、粘度等の温度依存性の調査・実測、推算・・・・
9化学工学実験
9-1.各スケールのプロセス条件の特性
9-2.ラボ(実験室)レベル/ビーカースケールでの検討
9-3.ベンチスケールでの検討
9-4.パイロットスケールでの検討
9-5.スケール別 検討実験の実例
10生産設備設計のための調査と投資採算性
10-1.関連法規・規制
10-2.製品需要家の製品要求性能と許容振れ幅
10-3.スケールアップ検討と開発テーマ評価(投資採算性)
👤講師
※高分子学会フェロー、元住友化学(株) 理事研究所長、元日本エイアンドエル(株) 代表取締役社長
【講師紹介】
🗓開催概要
| 開催日時 |
2026年2月25日
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|---|---|
| 受講形式 | オンデマンド配信 |
| 受講料 | 55,000円(税込) 本体50,000円+税5,000円 |
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